このホームページを立ち上げてから約 2年になる(2010/12/9)。文章の校正は十分に行ったつもりでも、次々に間違いが発見される。書籍を納入した後で、読者から指摘されて、再度校正をやりなおしたりもした。製本したあとでミスを発見し修正液で訂正したこともある。そんなことを繰り返してもう訂正すべき箇所はないものと思っている。最初は PDF ファイルで全文公開したが、昨年7 月からさらに全文 htmlファイルに置き換え閲覧できるようにした。小さなファイルに分散したので重い PDFファイルよりは便利に使えるかも知れない。しかし印刷する場合には PDF は必須のファイルである。そして製本した書籍を必要とする人には有償で提供も致します。
この書籍は若い人に読んで貰うつもりでいたが、実際には 40〜60 代の人がほとんどである。入門と銘打っているが、確かに高校で物理や化学を履修していないと敷居が高いかもしれない。しかしながら「ものづくり」に携わるには必要なこと、すべての事項ではないにしても、それらに関して先に進もうとすればこれらのことはやはり入り口に過ぎない。いずれはこの書籍のさらなる入門編をホームページに掲載したいと思っている。
この書籍の製本は家内工業的に製作されている。街の小売店から仕入れる安くはない材料(企業間の取引から比較すれば)だけですべてをまかない製本したものである。それでも商業出版したときに想定される価格と同じ程度に提供できる。(多分それ以下だと自負している。)
普通にインクジェットプリンターで印刷するとインク代(純正品)だけで 4〜5,000 になる。製本についても道具を使用してさえ熟練しないとうまくできない。自分で使う分には我慢できても、商品として人に渡すには少しの欠点もないものにしたい。失敗などするとすぐに
1 万円位はすぐに消えてしまう。過去に印刷の失敗、製本の失敗を重ね、それらに費やした用紙を積み上げると 1 m にもなった。しかし熟練すると同時に能率もあがり、
150 冊/月 位は可能となる。完成した書籍の外観は下の写真である。


製本は無線とじであり(エチレン酢酸ビニル系接着剤、ホットメルトではない)、右図のように 1 kg(この書籍の自重) の引張荷重に耐える。表紙はカバーフィルムで保護し、さらに背の部分のみ補強のためフィルムを二重にしている。表紙にはケント紙をバックアップし一体化している。
この書籍を書き始めた最初の動機は自社の社内教育を目的としたものである。ゆえにこのサイトから企業が一括して何冊かをまとめて購入してくれるのを期待していたが、なかなか実現しなかった。しかし最近ある会社から社内研修用にと数十冊のオーダーを受けた。不況の折り、多少とも時間の余裕ができたときに社内研修を行うのも理にかなうことである。この書籍の印刷はパソコンからの直接印刷だから、必要ならば表紙のデザインや、内容についても一部ならば容易に変更可能である。
たとえば左図のように、社名を入れることも、さらに企業案内的なことも本文に追加できる。印刷工場のようにややこしいことをする必要はさらさらない。パソコンに入力したものを即印刷する、まさにオンデマンドの極致である。「ものづくり」という幅広く,何でもありの名称だから、欲をだせばキリがなくなる。従って基礎的なことに絞らざるをえなくなる。しかしそれだけでは満足できない場合もあろう。
左の例では、ゴムに関する基礎事項を一章、オプションとして追加してある。
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