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第五章 物質量の比較

第五章 目次   5.1 長さ  5.2 質量  5.3 時間  5.4 面積  5.5 体積  5.6 速度  5.7 電磁波  
5.8 エネルギー   5.9 温度  5.10 熱伝導率   5.11 音圧  5.12 圧力  5.13 電気抵抗率  5.14 密度  
5.15 濃度(%)   5.16 濃度(pH)   5.17 粘度    5.18 ヤング率   5.19 粒度   5.20 価格  
 コーヒータイム(5)擬態   第五章 執筆後記

5.5 体積

面積と同じく体積についてもピンとキリの部分に目新しい事象はない。体積を用いるのは多くの場合気体や液体であろう。ここでは液体(石油)に絞って比較してみる。

1. 各国の石油の消費量

石油の埋蔵量各国の消費量は下の表に示す。 一人当たりの消費量はやはりアメリカであり、ついでカナダ、サウジアラビア、オランダと並ぶ。そして石油の埋蔵量も右に示したが、これらの数値は曖昧である。数十年前からあと何年で石油が枯渇するとされながら、その年が過ぎてもいっこうになくならないのである。石油の生成原因さえ、植物に起因する化石燃料ではなく、「無機(無生物)起源説」さえ出てきて石油は無限に存在するという説まで現れる。未だに石油の埋蔵量は不正確である。
国別比較での消費量はアメリカが断トツである。日本は一人当たりではアメリカの半分であるが、世界では第三位である。不名誉ではないかも知れないが、褒めた話でもない。 石油の消費量

2. 石油の容積単位

メートル法以外の単位を商取引に使用することは、計量法で禁じられている。しかし原油の先物取引などでは 1 バレルで表現される。IS 単位とか ISO とかいっても、国内に流れるニュースで m3 を聞くことはない。
ちなみに 1 バレル = 0.159 m3 =(158.9873 g、42 米流量ガロン) [樽を利用したことが語源]
1 m3 (kl) = 6.29 バレル (単位換算 P.125 参照)    体積